北野市
北野市は中央州第二の都市で、小金山市の第一のベッドタウンです。人口は52万5981人(2011年4月現在)で、州都を除く各都市の中では最大となっています。
1920年に、宮前町、大北野町、曽根村、伊予岡村、北方村、宮坂村、川谷村、五味村、岩戸村の2町9村が合併して成立し、2005年に七吾町を吸収しました。2012年秋に七吾町を再び分離する予定です。
もとは川の北側にある沼地という意味で北沼とよばれていたのが現在の字に変わったようです。
地勢
中央州の中央に位置します。西に小金山市と接し、東に池田市、北に林山市が位置します。南は西州三田四河市と接します。
市域は北野平野に位置し、基本的に平坦ですが、三田四河市との境界は高河山地が連なっていて、南部の一部は丘陵地や山地となっています。市の中央の、中心市街地の南側を北野川が東西に貫流し、北部の林山市との境界を杉川が流れます。この二つの川沿いは水田が作られます。
市街地は、宮前地区を中心とした北野線沿いの中心市街地の他に、南部の丘陵地に南北野地区を中心とした南北野ニュータウンが造成中で、大きく分けてこの2つの市街地があります。
歴史
律令制では北野郡に属しました。古来より、豪族の日原氏の勢力下にあり、江戸時代は北野藩の支配下に入ります。ちなみに、北野藩の藩庁は現在の林山市にあり、北野市は城下町ではありません。
同じ北野という名前の縁から北野天満宮が現在の宮前地区に勧請され、それ以降は北野神社の門前町として栄えました。江戸時代に寺石から北野街道が整備されると宿場町も兼ねるようになり、市場も発達します。
明治に入ると、隣の小金山市と共に生糸の集散地となり、製糸工業が発達します。また、北野神社周辺を中心に商業も発達し、北野地域の経済の中心となりました。
戦後も小金山市と共に北野地域の中心都市として発展を続けました。2011年に小金山市に首都が移転した後は、首都に隣接するベッドタウンとして、さらなる人口増加が予想されています。特に、南北野地区や大北野地区では団地の造成が行われていて、開発が進んでいます。また、北東部と南部を中心に電気機械工業や食品工業に関連した工場が進出しています。
交通
北野線が市の中央部を東西に通ります。北野線の北野駅から松野線が南北に走り、林山市や松野市の方へ通じます。また、大北野駅で地下鉄六間線が分岐し、小金山市の都心に直通します。一方、南部は北野鉄道池田坂線が貫通し、南北野で林山線を分岐します。
市を東西に小金山自動車道が横切り、北野東、北野、北野西、七吾の各インターチェンジがあります。また、北野ジャンクションでは北野自動車道が分岐し、松野方面に走ります。国道6号線北野街道が中心市街地を走り、そのバイパスの北南道路が北野東インターから南北野地区を経由して三田四河市の高河方面に繋が
ります。
市内の駅
中央鉄道北野線
外町駅
大北野駅
北野駅
新北野宮駅
五味駅
中央鉄道松野線
北野駅
新北野駅
北方駅
北野街道池田坂線
額田駅
伊予岡駅
南北野駅
松ヶ丘駅
北野鉄道林山線
南北野駅
宮坂駅
椎塚駅
市内の道路
小金山自動車道
北野自動車道
国道6号線
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